白髪のメカニズムを解説!何故白髪は年々増加をしていくのか?

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白髪のメカニズムを解説!何故白髪は年々増加をしていくのか?

年とともに増えてくる白髪に悩んでいる方は多いと思います。ここではなぜ髪が白くなるのか、そのメカニズムと白くなる原因・要因について考えていきます。
毛髪の色を決定しているものをメラニン色素といい、メラニン色素を作っている細胞をメラノサイトといいます。頭皮内には毛細血管で運ばれてきた養分を蓄える毛乳頭という場所があります。

ここから養分を得て、毛髪を作り出していくのが毛母細胞です。髪の色は、この毛髪を作り出していく過程で、メラノサイトが作り出したメラニン色素が毛髪内に取り込まれることで決まります。
しかし、メラノサイトの働きが何らかの原因で弱まったり、消失してしまったりして、メラニン色素が作られなくなると白髪になります。

メラノサイトの働きが弱まる原因は主に二つあります。一つ目はチロシナーゼという酸化酵素が不足しているためです。毛髪を黒くする成分のメラニン色素の原料は、アミノ酸の一つであるチロシンです。
メラノサイトはこのチロシンをチロシナーゼという酸化酵素により、褐色のメラニン色素に変化させます。そのため、チロシナーゼが不足していると十分なメラニン色素を作ることができず、白髪の原因となります。

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二つ目はメラノサイトが頭皮内に配置されない場合です。毛髪は生えたらずっと伸び続けるものではなく、一定の周期で生え変わります。
男性で3年から5年、女性で4年から6年といわれており、日本人の場合、一日に約50本程度の抜け毛は髪の寿命による自然な脱毛です。

しかし、この脱毛の際にメラノサイトも毛髪と共に失われてしまいます。健康な頭皮内であれば、新たなメラノサイトが再配置されて、次の毛髪を作る際にメラニン色素が正常に作られます。
ですが、何らかの原因でメラノサイトの再配置が起こらないと白髪になってしまします。

チロシナーゼの不足やメラノサイトの再配置が起こらない要因はさまざまです。例えば老化により、細胞の活性が弱まったため起こる場合があります。
他に、ミネラルが不足していることも考えられます。特にチロシナーゼは銅を含んでいるため、銅が不足するとチロシナーゼは正常に働きません。また、生活習慣も影響します。
睡眠不足や夜更かしなどの不規則な生活を送っていると、細胞が活発に働くことができなくなります。遺伝や過度のストレス、病気・疾患による影響もあります。

これらの要因が一つ、あるいは複数合わさって白髪が進行すると考えられています。ですので、遺伝や加齢によるものだからといって諦めず、食生活や生活習慣といった基本的なことを改善するところから初めてみてはいかがでしょうか。